それでも飲んでゐる(2)
【浜のオヤジと公園でつい揺れながら語る編】
 
茅場町の駅に向う途中にある飲み屋を後にしたわしと浜のオヤジ。
「チム○ーのビールってなんか混じってんじゃないの??」
浜のオヤジは、チム○ーのビールと相性がよくないらしい。
翌日必ず頭がいたくなるようだ。
 
のんべのKちゃんが合流したいっていうので
浜のオヤジとわしは近くの公園のイスに座り待っていた。
 
浜のオヤジが経営について語り始めた。
さすがに「浜のオヤジ式経営論」はためになる。
かなり難しい話になってきた。
(このごろはまだまだ肝臓様が丈夫だったので、すでにしらふなのである)
 
Kちゃんがやってきた。
爆笑である。
「二人ともどこ座ってんですか〜」
 
浜のオヤジとわしは、話の内容とは裏腹に公園によくある下にバネのついた
子供用の「びよ〜んイス」で揺れながら語っていたのである。
 
・・・たしか浜のオヤジが馬で、わしがクマだったような気がする。
 
おわり